北海道教育大学旭川校硬式野球部

北海道教育大学旭川校監督の自分が赴くままにブログを書きます

メニュー選択において重要なこと

こんにちは!最近多忙すぎて書けてません。申し訳ないです。

 

ということで今日はメニュー選択において重要なことという題で書いていきます。あくまで僕の場合の話なので参考程度に見てください。

 

大事なことは主に5点あると思っています。

 

①目的

②目標(ゴール、目指す姿)

③怪我のリスク

④競技の特異性

⑤感覚

 

この辺りを僕は特に重要視しています。

 

①の目的は意外と抜けがちなところがあります。「この練習何のために、どんな力をつけるためにやってるの?」って聞いて微妙な答えを返す選手が割と多いです。

 

例えばランニング。精神力をつけるためにやってます!って言ってたとしたらどうでしょう?③にも絡みますが、精神力をつけるためなら怪我のリスクを抑えて他のメニューに変えることもできます。その練習が最適と言えなければやる必要はないかなと思います。

 

逆に「ショートダッシュの速さと球速に相関があるとエビデンスが取られているので取り組んでいます!」とかそういったものであれば練習が身になりそうですよね。

 

あとは精神とかフワッとしたもののために練習するのは良くないと思います。それは②の目標に関わってきます。

 

目標を立てるとして

①今よりも足が速くなれるようにする!

②4月までに50m5.8秒で走れるようにする!

だとどちらの方が具体性がありますか?当たり前に後者ですよね。

 

要するに目標は数字を絡められるものはなるべく絡ませた方が具体的です。後は短期、中期、長期なんかでそれぞれ目標を時期に分けて立てるのも有効です。

 

だから精神力とかフワッとしたゴールの見えないもののために練習するのは砂漠で落とした一円玉拾うような作業になりますね。

 

③の怪我のリスクに関しては冒頭の話の通りです。怪我のリスクを最小限に抑えつつ効果の最大化を図ることが練習には必要です。

 

有酸素運動を例にとるとするならば、長距離のランニングとエアロバイクによるトレーニングであればやはり後者の方が怪我のリスクはより小さくなりますよね。効果が同じくらいなら怪我のリスクが少ない方をとるべきです。

 

続いて④の競技の特異性です。先日物議を醸しましたが、例えばウェイトトレーニングの補助筋のあり方はかなり重要かなと思っています。ボディビルダーの方と野球選手では補助筋の役割が全然違います。

 

ボディビルディングについては詳しく分かりませんので細かくは書きませんが、ほとんどの方々がバットを速く振ったり速いボールを投げるために鍛えてはいないと思います。

 

逆を言えば僕達はそういったものを目指して鍛えてますよね?じゃあボディビルダーの方と同じように真似してトレーニングしてしまうのが果たして適切かどうかってことです。

 

もちろん全否定はしませんが、全身の連動性が野球では大切になってくるので局所的なトレーニングは若干野球に不向きかなと思います。(局所を強化しながら全体も大きくするとかなら一理あり)

 

なのであくまで「野球のパフォーマンスを向上させるため」のトレーニングであることを忘れてはなりません。

 

最後に⑤の感覚です。やっぱり最後パフォーマンスにおいて物を言うのは感覚です。世の中で良いと言われているトレーニングもあなたには適応しないかもしれません。

 

逆に世の中で良くないとされてるトレーニングがあなたには合うかもしれません。感覚を崩してしまうことが一番怖いので最後は身体のサインを読み取ってメニュー選択していきましょう。

 

とまぁ殴り書きしてしまいましたが、

①目的

②目標(ゴール、目指す姿)

③怪我のリスク

④競技の特異性

⑤感覚

大切にしてください。殴り書きしたので追記するかもしれません!それではまた!✋