北海道教育大学旭川校硬式野球部

北海道教育大学旭川校監督の自分が赴くままにブログを書きます

継続力とは?

今回は継続力の話をしていこうと思います。というのもですね、僕の友人で、中山智隆という現在小樽商大で野球をやっているやつがいるんですけど、昨日大学日本代表の強化選手に選ばれたんですよね。

 

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いやめちゃくちゃ嬉しくて、彼と今年一打席だけ対戦したんですけど今年一面白い対戦だったと思います。それくらい良いバッターで、是非代表入りまで駆け上がって欲しいなと思います!

 

と、同時に何だか自分でもよくわからないくらい悔しくて悔しくてたまらない気持ちになりました。もちろん自分の実績で選ばれるわけは無いのですが、何となく自分の無意識のどこかでは「そのレベルまで俺はやれるんだ」っていう思いがあるのか、怪我なんかしてる場合じゃない!って気持ちになりました。

 

ここでまた自分に火が付いたんですが、ふと「継続力」ってこういうことかって事に気付いたんですよ。

 

モチベーションにも賞味期限があると思うんです。色々な種類はあれど、一生続くモチベーションって僕は本当に数少ないと思います。むしろ無いんじゃないか?すら思います。

 

だからハイレベルな選手や努力家と言われる人ほど物事を続ける力よりも

 

「新しいモチベーションを見つける力」

 

にめちゃくちゃ長けてるんじゃないか?と思ったわけです。

 

じゃあどうやったら新しいモチベーションを見つけられるのかなって話ですよね。

 

僕は主に3点

 

①適切な短期、中期、長期目標の設定

②数値による自己分析

③客観による評価

 

この3点に徹底的にこだわってやることが重要かなと僕は思っています。

 

①に関しては

 

短期:1ヶ月ごとの目標

中期3ヶ月ごとの目標

長期:半年〜1年後の目標(基本的にシーズンオフならシーズンに入ってからの話、シーズン中なら来シーズンが個人的には◯)

 

の目標設定を常にサイクルさせることです。意外と短期目標や長期目標を意識できていても、中期目標が抜けていて伸び悩むタイプが多い気がします。中期は一番自分の成長を確認しやすいので忘れられがちですが特に自分は重視しています。

 

②の「数値」による自己分析というのは数字は嘘をつかないからです。よく数字に踊らされるなとも言われますが、自分の成長を確認するならむしろ踊らされてナンボです。

 

1ヶ月ごとにウェイトトレーニングの重量の1RMや胸部、臀部等の身体のサイズ測定、スプリントタイム、スイングスピードなど数値化できるものは全て数値化すべきです。とにかく自分の能力を「見える化」してしまうことが大切です。

 

ただその数値とどの数値を比べて自分を評価するのか、という最後の詰めが重要です。ここはやはり主観よりも客観を大切にした方がいいと思います。

 

そのために僕はTwitter等のSNSを利用しています。良くも悪くも色んな人の目に入ってくれるので、自然と評価してもらえます。Twitterは特に「いいね」という評価するのに簡単なツールがあるので便利です。みんながどう見ているか、というのもいいねの数で判断することもできます。

 

何かしらのツールを使わないと自分の身の周りの人からしか評価がもらえません。なぜならある程度有名にならないと他人の目には自分が入らないからです。

 

色んなやり方があると思いますが、やはり今の時代はネットを使うべきだと思います。たとえ有名じゃなくても色んな人から評価してもらうことが現状の力を把握するのにはとっても重要なことだと思います。

 

この3点をやっていくと僕は自ずと

 

新しいモチベーションを見つけること

 

ができると思います。そうすると何度も何度もスタートダッシュを切れるんですね。

 

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(http://kinnikutsu.zutu-ashikubi.com/setsumei/tyoukaihuku.htmlより参照)

 

まさに超回復のグラフのイメージがぴったりで、モチベーションが下がってもまた見つけてもっと成長する。その繰り返しをしていくことで目標達成ができると思います。

 

長々と書きましたが

 

継続力とは=新しいモチベーションを見つける力

 

そしてその力をつけるために

①適切な短期、中期、長期目標の設定

②数値による自己分析

③客観による評価

の3点にこだわることです。

 

悔しさを感じた日は努力をし始める初日です。頑張りましょう👍